かながわクリニック-総合健康診断-
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→ 3大疾病について → 悪性腫瘍(がん) → 心臓病 → 脳血管障害(脳卒中)
心臓病
最近では、脳血管疾患で亡くなる方よりも、心臓病で亡くなる方が増加しています。
運動不足 ストレス 死因の第2位となっています。数年前までは心臓病よりも脳血管疾患で亡くなる方が多かったのですが、最近では心臓病で亡くなる方が増加しています。
その要因は動物性脂肪をたくさんとる欧米化した食生活や運動不足、ストレスなどの生活習慣が大きく関わっています。最近では30代、40代の患者数も増加しています。
心臓病の種類
虚血性心疾患
心臓の筋肉に栄養や酸素を運んでいる血管に動脈硬化が起こり、血流が悪くなって起こる障害で、心臓病で亡くなる人の約半数がこの疾患です。
「狭心症」と「心筋梗塞」とがあります。
狭心症
冠状動脈のどこかが狭くなり、心筋に血液が十分に流れなくなると心臓に必要な血液を得ることが困難になる箇所ができ、その部分が酸素不足に陥り、胸痛、動悸、息切れなどの症状を起こします。
昼間、何かの動作によって起こる場合を労作性狭心症といい、夜間、とくに早朝の安静時によく起こる場合を異型狭心症といいます。
症状 労作狭心症
労作狭心症は、動作に伴って痛みが起こり、胸の中央が痛みます。
下顎、歯、耳が痛むことがあります。締めつけられるような痛みです。
異型狭心症
異型狭心症は、1日のうちで決まった時間帯に発作が起こる傾向があります。
心筋梗塞
心臓をとりまく冠状動脈のどこかが、極端に狭くなったり、完全に詰まった場合に起こる病気です。
そこから先の部分には、血液が行かなくなり、心臓の筋肉が死んでしまいます。
一度死んでしまった心筋は回復しないため、心臓にダメージを残してしまいます。
その原因は、血管壁に付着したアテロームによって狭くなったり、アテロームの破壊による血栓の形成などがあります。
症状 何の前ぶれもなく急に発作が起きます。焼けるような激しい胸痛に襲われ、30分以上長く続きます(一般的に狭心症よりも長く強い)一刻も早く救急車を呼んで医師の診察を受けることが必要です。
アテローム=粉瘤
内容は脂肪、脂肪酸、コレステリン、角化表皮および皮脂頽敗物からなり、ドロドロとした粥状(おかゆのような)のものです。
狭心症と心筋梗塞の比較
病名 タイプ 症状 痛み・持続時間
狭心症 労作狭心症 階段の昇降時や早朝トイレに起きた時 胸部が締めつけられるような痛み
5〜15分位
安静にしていると治る
異型狭心症 いつも決まった時間帯に痛みが起こる
心筋梗塞 前ぶれなしに安静、動作時に関係なく急に発作が起きる 焼けつくような激しい胸の痛み
30分以上
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その他の心臓病には心臓弁膜症、心筋炎、心膜炎、心膜内炎などがあります。
不整脈を見逃さないように注意しましょう。
自覚症状(血圧の低下、冷や汗、胸の違和感、苦しさなど)を感じたり、定期的に健康診断を受けて、心電図検査で不整脈が発覚した場合は、専門医の診察を受けましょう。
高脂血症・高血圧症・喫煙・糖尿病は4大危険因子とされています。
脂肪分・塩分をとりすぎないようにバランスよく食事をして適度な運動をしましょう。
死の四重奏
肥満、高血圧症、高脂血症、糖尿病が重なると、心筋梗塞などの危険が著しく高まるため、この4つを「死の四重奏」と呼ぶことがあります。
いずれも、脂肪をはじめとするエネルギーの過剰、塩分の過剰摂取等の食生活習慣、運動不足等がその原因となります。
いいかえれば、「死の四重奏」は、生活習慣によって、回避することが可能なのです。
高脂血症
血液中の中性脂肪やコレステロールなどの脂肪が異常に増えている状態で、空腹時の血清脂質の正常値は、総コレステロールが150〜199mg/dl、LDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)が70〜139mg/dl、中性脂肪が50〜149mg/dlとされています。
高血圧症
動脈にかかる圧力を血圧といい、心臓が収縮して動脈に血液を送り出した時の血圧を収縮期血圧、心臓が拡張して動脈nかかる圧力が小さくなった時の血圧を拡張期血圧といいます。血圧は1日のうちでも変動しています。体調や環境、精神的なことによっても影響を受けます。血圧が異常に高くなっている状態を高血圧症といいます。正常血圧は収縮期(最大値)140mmHg未満、拡張期(最小値)90mmHg未満とされています。
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