病名 |
病状 |
脳出血 |
脳の血管が破れて出血を起こすもので、その誘因として過労、精神不安、寒冷刺激などが多く、活動中に起こることが多いです。 |
くも膜下出血 |
脳はくも膜という膜でおおわれていますが、脳の表面とくも膜との間にある小さな動脈にこぶ(動脈瘤)があると、血圧が上がった時などに破れて出血し、くも膜下出血となります。 |
脳梗塞 |
動脈硬化のために動脈が狭くなったり、動脈や心臓内にできた血の塊が脳の動脈に流れ込み、詰まってしまうために起こるもので、その血管によって栄養を受けている部分の脳組織に血液が行かなくなり、破壊されて、脳の軟化を起こします。
突然発症するもの、段階的に悪くなっていくものがあります。 |
一過性脳虚血
(脳梗塞の前兆) |
脳の血液の循環が一時的に悪くなり、めまいなどを引き起こします。
少し横になっていれば治りますが、脳梗塞の前駆症状とも考えられており、高齢者では十分な注意が必要です。 |
高血圧性脳症
(降圧剤で血圧が正常になればおさまります) |
高血圧がかなりひどくなると、脳の内部にむくみが起こるために頭痛などの症状が出ます。
降圧剤などで血圧が正常になればおさまります。 |